「NISA口座開いたけど、結局どれを買えばいいの?」
最近、まわりでもそんな声をよく聞きます。
インデックス投資にするか、高配当株にするか、それとも株主優待を楽しむか。
楽天証券やSBI証券で口座だけ作ったものの、そこから先で手が止まる…
もう、あるあるすぎます(笑)
でも大丈夫。
選び方はすごくシンプルで、“目的” か “投資スタイル” のどちらを優先するか。
まずはここから考えると迷いが減ります。
目的から選ぶ方法
老後資金をしっかり貯めたいなら……インデックス投資
20年、30年先の生活に備えたい。
そんなあなたに一番向いているのが インデックス投資。
選ぶのは、
- S&P500
- オルカン(全世界株式)
のどちらかで十分です。
過去の平均利回りは7〜8%と言われています。
もし1000万円を20年運用したら2000万円以上に、
30年なら4000万円以上になる可能性もあります(もちろんあくまで“可能性”ですが)。
じっくり積み上げていくタイプの人は、ほぼ間違いなくこれ。
ただし、ここで紹介した利回りは「平均」です。
10年、20年預けている間に大暴落がくることだってあります。運用してるインデックス投資の価値が半分になることも覚悟しておいてください。
暴落のあとは持ち直しますので、売らずに長期保有し続けること、これができない人にはインデックス投資はお勧めできません。
お小遣いや生活費の足しがほしいなら……高配当株
「定期的にお金が入ってくるって安心かも」
そう思うなら 高配当株 もアリです。
配当利回り4%くらいが目安。
ざっくりいうと、
- 年数万円の配当 → 数百万円の投資
- 年80万円くらい欲しい → 2000万円くらい必要
こんなイメージです。
ただ、高配当株は “企業選びが命” です。
配当が高くても、業績が悪化すれば減配・無配(つまり配当金ゼロ)も普通に起きます。
「高いから買う」は危険なので注意。
株主優待を楽しみたいなら……個別株
優待好きな人は、これが一番ワクワクしますよね。
- 買い物券
- 食事券
- お米やお菓子
- 自社サービス
などなど。
優待は100株以上が必要なものが多く、株数によって内容が変わったりします。
私は鉄道好きな息子のために鉄道会社の株を買いましたが、
優待乗車証やイベントに親子で参加できて、かなり楽しめました。
子供が大きくなった現在は、株主優待乗車証で一人フラッと日帰り旅を楽しんでます。
「楽しむための投資」をしたいなら、個別株は最強。
ただしこれも、企業次第。突然株主優待が変更になったり、優待そのものがなくなることもあります。
投資スタイルから選ぶ方法
あなたがどんなタイプかで選ぶのもアリです。
自分で企業を調べたい → 高配当株・個別株
・買うタイミング
・財務状況
・将来性
などを自分で判断する必要があります。
経済ニュースが好き、企業分析が苦じゃない、そんな人向け。
あれこれ考えるのが苦手 → インデックス投資
これはもう、迷わずインデックス。
インデックス投資×積み立てが最強です。
毎月決まった金額をS&P500やオルカンで自動積み立てするだけ。
“広く分散された投資をコツコツ続ける”という、究極の省エネ投資です。
短期トレードは「勧めません」
ここまでいろいろ書いてきましたが、どうしてもお伝えしたいのが 「短期トレード(いわゆる売買を頻繁にくり返す投資)」はおすすめしない ということ。
短期トレードって、SNSやYouTubeでは華やかに見えたりしますよね。「今日○万円勝ちました!」みたいな。でも、あれはほんの一部の成功例だけが切り取られていることが多いんです。
実際は、
- 常に株価をチェックしなきゃいけない
- 精神的にめちゃくちゃ疲れる
- 専門的な知識と経験が必要
- 手数料や税金も積み重なって結構かかる
- 成功してる人もいるけど、天才的なほんの、ほんの一握りの人だけ
と、一般の会社員・主婦・子育て世代がやるには負担が大きすぎます。
私の知人が少しだけ短期の売買をしてたようですが、「まぁ見事に振り回されて、仕事どころじゃなくなりそうだった(笑)」とのこと。
そのうえ、結局プラスにもならず、「素人がやるもんじゃないね」と言ってました。
というわけで、今後NISAで資産を増やしていきたいなら——
コツコツ積み立てるインデックス投資や、目的に合わせた長期の投資を強くおすすめします。
短期トレードで消耗するより、長期でゆったり、気持ちにも生活にも余裕を持ちながら増やすほうが、私たち50代世代には向いています。
最後に──無理せず、楽しめる範囲で
株は元本保証がありません。
でも、これからの日本はインフレを避けて通れません。
貯金だけだと、残念ながらどんどん “価値が目減りする” 時代です。
だからこそ、
「無理のない範囲で、少しずつ投資を混ぜていく」
これが一番の安心につながります。
NISAは、うまく使えば本当に心強い制度です。
焦らず、自分の目的に合った投資を選んでください。

